六甲道こころ整体整骨院の神保です。
夏がどんどん近づいてきましたね。皆さんは暑いのは苦手でしょうか?
私は寒いことよりも暑い方が苦手です。
理由としては何もしなくても汗が出てしまうからです。
また、建物内に入るとエアコンが強く効いていることも多く、温度差で疲れてしまうことがよくあるからです。
寒い方は服を着込んだりして凌げるのでどうにか対処できます。
少し余談が長くなりましたが、今回は何が言いたいかというと人の適応力についてです。
適応力とはいかに環境に馴染めるかということになります。
体の不調、主に疲れや痛みといったものですが一説にはこれは体に対してのイレギュラーが生じた結果であらわれるものだとされています。
気温なども考えて服装以外にも体の使い方や食べ物といったものも準備が必要になります。
準備とは何かというと「慣れる・適応する」ことなんです。
人の機能として何度も繰り返し行うとその状況に合わせた体に変化します。
よく「慣れてきた」と口にしているのを耳にするかと思いますが、これは繰り返し行ったことに適応し、体がその習慣を身につけたことを指します。
例えば、あまり良い話ではないですが食事の際に最初は多いと思っていた量が日に日に慣れてくると自然に食べれるようになり、下手をすれば物足りないと思うようにもなります。
これは、最初は受け入れるだけの余裕がないのですが体が受け入れるために変化していき、対応できるようになり、最終的には余裕が生まれていきます。
このようにあらゆる場面において体は経験したことに適応するために進化します。
反対に長い期間行っていないことは体に不必要と考え、機能を一時的に忘れたり失ったりします。一時的にというのはもう一度その機能を獲得しようと行動すれば思い出されるということです。
この記憶の構造は今のところは脳や体の各部位に負担をかけすぎないためにあるのではといわれています。
機能を忘れることも適応力の一つとされています。今のところは必要としない機能を常に保持したまま生活をしていれば体のエネルギーはどんどん消費され、結果的に枯渇してしまいます。また、要らないところにエネルギーがいくので一つ一つの行動のパフォーマンスは落ちてしまいます。
そうならないためにも、忘れるという機能は必要になります。
ただ、先程も述べたように人の凄いところはもう一度思い出せるということです。
機械などで一度消去したものは取り戻せないですが、人であれば取り戻すことができます。
例えば、子供の時に自転車に乗っていて、大人になって20年近く乗っていないとした場合、はじめはふらつきながら乗っていても次第に子供の時に乗っていた感覚を取り戻し、早い人であればものの数分で以前のように乗りこなしてしまいます。
運動機能の中枢に関していうと小脳と呼ばれる部分で機能を保持しているので少し意味合いは異なりますが、それでもとんでもない機能なのです。
多くの人が「もう年齢が年齢だから・・・」と言われますが、やっていないので一時的に忘れているだけなんです。
忘れることに焦点を当ててしまいましたが、こういったように色々な場面で体は適応しようとしています。ですので、何かトライするのはいつでも遅くありませんので始めたいことがあればチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
なにか某学習塾のCMみたいになってしまいましたが気にしないでください(笑)
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