こんにちは!こころ整体整骨院です。
これらの痛みを和らげるには弱くなった筋肉を強化して、硬くなった筋肉をほぐして血行を良くするとともに、腰に負担のない姿勢をとるべきです。
それなのにコルセットで腰を固めると、身動きがとれない筋肉はますます弱く硬くなり、血行も制限されて姿勢の改善も行えなくなります。
痛みがあるときは安静にすべきですが、痛みがなくなったら弱った筋肉を鍛えて硬い筋肉を柔らかくしましょう。
コルセットを巻くと腰痛が楽になるのは腹圧が高まるからです。
お腹には腹腔という内臓を収める袋があります。この腹腔にかかる内圧が腹圧です。
腹圧が高いと、腰のストレスが減らせます。重たいものを持つとき自然に息を止めるのは、腹圧を高めて腰にかかる負担を減らすためです。
背骨は横から見ると緩やかなS字カーブを描き歩いたり走ったりするときにスプリングのように働いて衝撃を分散させています。
腰椎は前方にカーブしていますが、腹圧が弱いとカーブがきつくなります。
腹圧が高くなると、腰椎のカーブが緩やかくなるため腰痛は軽くなります。
ただしコルセットに頼って腹圧を高めていると筋肉が衰えるのでコルセットを外した時に腹圧が落ちて腰痛が余計にひどくなる危険があります。
取り組みたいのは、自前のコルセット作りです。
腹横筋はマイナーな筋肉で、身体の深いところにある深層筋、インナーマッスルの一種です。
腹筋群のいちばん深層にあり、背中にある胸腰筋膜とつながっていて、お腹をさらしのように巻いています。
ですから,腹横筋を鍛えるとコルセットのような効果を発揮して腹圧が高まるのです。
腹横筋は、いわゆる腹筋運動では鍛えにくい筋肉です。
インナーマッスルは薄く弱い筋肉で、瞬間的に強い力を出すのは苦手です。
腹筋運動では、瞬発的に大きな力が出せるお腹の表層の筋肉が先に働くので腹横筋の出番はないのです。
変わりに有用なのがドローインというトレーニングです。
トレーニングといっても非常にかんたんです。
口から息を吐きながら臍を中心にお腹をグッとへこましたら、普通に呼吸しながらその姿勢を10~20秒キープ。
次にお腹を膨らませるように鼻から息を大きく吸います。
これを5~10回繰り返します。
慣れてきたらキープする時間を長くしたり重力の負荷をかけるために四つん這いの姿勢で行ったりすると効果的です。
この他、股関節のストレッチも腰痛を緩和します。
股関節は脚の付け根にある関節で、足の大腿骨と骨盤が作っています。
股関節と腰椎は連動して動くことが多く、身体を前に倒したり後ろに倒したりするときには腰椎だけではなく股関節も動いています。
股関節が硬いと、それだけ腰椎が頑張って曲がらないといけません。
それが腰椎のオーバーワークを招き、腰痛に繋がるのです。
硬くなった股関節をストレッチでほぐして動きを良くすると腰椎にかかるストレスがそれだけで減り痛みが軽くなります。
臀部や大腿後ろ側の筋肉が硬いと股関節も硬くなるので、これらの筋肉のストレッチが有効です。
ドローインやストレッチを行い、前屈みや中腰といった腰の負担を増やす不良姿勢を避ける。
腰痛対策には自分で行えるものも多いですが、かといって素人判断は禁物です。
必ず一度は整骨院で診てもらうよう私たちにお任せください。
Google検索では
上記クリックしていただけますとお問い合わせや予約、また六甲道こころ整体整骨院までの道のりや所要時間が簡単にわかります。