六甲道こころ整体整骨院の神保です。
皆さんはアイシングという言葉はご存じでしょうか?
アイシングとは氷や水などで部位を冷やす行為が一般的に伝えられています。
近年、スポーツや治療現場でよく耳にする言葉になってきています。
実は、何十年も前からスポーツや治療現場で行われている行為の1つなんです。
では、どんなイメージが広がっているかというと・・・
・痛みを取るもの
・腫れを引かせるもの
・熱を取るもの
といったケガなどで部位に損傷が入り、腫れていたり痛みがあるので冷やすという考えが主流として広がっています。
実際はこういった効果のほかに様々な効果があるものになります。
ここで少し冷やすと体にどう影響するのかといったことを説明します。
まず、痛み・腫れ・熱・動かしにくさなどは総称して炎症と言われます。
この炎症が体組織の破壊や再生の妨げなどを引き起こし、炎症が続くことで慢性になります。
話を戻すとアイシングは炎症を取るのにかなり効果的となります。
分かりやすいものでいうと熱を取りのぞいてくれます。
熱を取り除くことで組織再生を妨げる物質を取り除き、栄養を多く含んだ血液が循環しやすくしてくれます。
ほかには、あまり知られていないものでいうと痛みを取るというものです。
冷やすと感覚が鈍くなり痛みを感じにくいとイメージされることが多いです。
しかし、実際は痛みを感じる範囲(閾値)を変えてくれることと血流を増進させることで痛みを感じる物質の貯留を防ぎ、炎症が一部分でとどまることや体の回復力を高めてくれます。それにより痛みが和らいでいくことになります。
また、体の状態を保とうとするホルモンの分泌を高め、関節の強化にもつながります。
その他にもアイシングにより一時的には血管が縮まりますが、自己恒常性という体を一定に保とうとする力により、血管が開き血流が増進することで筋肉や骨・皮膚の再生が高まります。
多くの方は身体を冷やさない方がいい、冷やすとしんどいと考えられていると思います。
実際、冬などで体が冷え動きにくいやしんどいといった経験は誰しもがされています。
確かに何も考えず、ただ単に冷やすとアイシングとしての効果がなく、人に対しデメリットの部分が多いですが、しっかりとアイシングの目的と部位を考えて行えば、かなりメリットの多いものですし、治療家でなくても手軽に行えセルフケアとしても効果の高いものです。
まずは、寝る前やしんどいと感じたときに首と頭の境目を氷や氷水で5~10分ほど冷やしてみてください。
それだけでも体の循環が上がり、効果がありますので一度試してみては!
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