六甲道こころ整体整骨院の神保です。
最近はコロナ禍ということもあり、外出が減った・生活のリズムが変わったなど生活環境が変化した人も少なくはないと思います。
それに伴い、体が思うように動かない・身体の疲れが取れないといったご相談が増えています。
ここで考えていただきたいのですが、そもそも、この状況になる前から自分のペースに合った生活を送ることは出来ていたでしょうか?
自分の身体の調子を知り、いつ起きていつ食事を摂るのかなどルーティンにしてほしいとは言わないですがある程度のリズムを作っておくのも大事になります。
ではどうしていけばいいのでしょうか?
この話をするときにまず頭に置いていただきたいことは、人はそれぞれ個性があり多種多様なペースがあるということです。
このことを理解していないと、体に良いと聞いた方法を実践し、結果が伴わずにほかのこともしないといった何もしない状況に陥るのと、他人の真似をした結果に体を壊すといった最悪なことになりかねないので注意が必要です。
例を挙げるとテレビで紹介された体操をした結果、体の動きがぎこちなくなったといったことを聞いたことがあります。
もし腰痛だと考えた場合に様々な原因がありますし、そもそも一人一人体つきや生活が違うので症状の出方も異なります。
そんな場合ではある人には効果的な事でも、自身にとっては傷つける要因にしかならないといったことは起こりえます。
実際、担当した患者さんで体の関節可動域が大きく筋肉による支えが弱い人がいらっしゃいました。こういう人が体のことを考えてストレッチをしたとします。ストレッチをすると筋肉の支持力が低下する可能性があり、仮にこの方がストレッチを続けてしまうとケガのリスクは高まってしまいます。ですので、この方にはストレッチは控えてもらい、歩く時間をしっかりと確保してもらうようにすると日々の調子は上がっていきました。
他にも健康のことを考えて様々なトレーニングをされている患者さんがいました。この方は常に股関節に対して痛みがあり、何をしても変わらないということでした。ですのでされているトレーニングを限定し、ペースを無理しないように調整すると股関節の痛みは減少し、生活がしやすくなったとの声をいただきました。
何もしないと体に悪いという考えもそうですが、反対にしすぎることも体には悪いです。
何事も適度が大事になります。私自身が患者さんに何かしていただくようにお伝えするときには「量は腹八分目と同じように少し余裕が残るようにして下さい」と伝えます。
これは何か不測の事態が起こった時に余力がない状態だと対処ができなくなるので、そうならないためにこのような形でお伝えしています。
元々やりすぎるようであれば少なく伝え、さぼり気味になってしまうようであればわざと多めに伝え、適度な運動になるようにお伝えしたりもします。
何はともあれ、まずは自身の状態を知りどのようなリズムや生活が合っているかを考え実践することが大事です。
その為にも、ただただ周りの意見に流されるのだけは注意しましょう。そうしないと良かれと思っていることが自身を傷つけることになりかねないです。一人では難しい場合はご相談くださいね。
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写真は院で使用している加湿器です。
ある程度加湿しておかないと実は関節への負担が増えるので余裕があれば気を付けてみてください。