こんにちは!こころ整体整骨院の竹本です!
暑い時期がやって来ました!夏ですね~
昔と違い最近の夏は軽く30度を超えてきます、そうなると怖いのは熱中症です。
去年にもお伝えしたかもしれませんが今回は熱中症について書いていこうと思います。
近年急激に増加する熱中症
まず熱中症による緊急搬送数を見ていきましょう
H30年5月~9月 95,137人
H29年5月~9月 52,984人
なんと42,153人も増加しています!
これだけ見れば今がどれだけ熱中症の危険性が高いかがわかります。
また、これはあくまでも緊急搬送数ですので実際には10万人を超えていたのではないかと思います。
熱中症の症状
熱中症は重症度により3段階の分類があります。
まず重症度合いと症状を説明していきます。
《重症度Ⅰ度》
症状:めまい、立ちくらみ、こむら返り、大量に汗をかく など
この段階でしたら自分で対処することが可能になります、このぐらいなら…と思わずしっかり対処してください。
〈対処方〉涼しい場所に移動する、水分補給、安静にする
《重症度Ⅱ度》
症状:頭痛、吐き気、体がだるい・力が入らない、集中力・判断力の低下 など
この段階の場合は医療機関の受診が必要になってくる場合があります。
まずは適切な対処を行ってください。
〈対処方〉涼しい場所に移動する、体を冷やす、安静にする、水分・塩分を補給する
《重症度Ⅲ度》
症状:意識障害、けいれん、運動障害 など
ためらわず救急車を呼んでください。
〈対処方〉涼しい場所に移動、安静にする、体を冷やす、救急車を呼ぶ
涼しい場所は室内でクーラーの効いている環境が好ましいですが、外の場合は風通しの良い日陰で休んでください。
またベルトやネクタイをしてる場合は緩めてあげると熱の放散がしやすいです。
熱中症対策の注意点!
熱中症の対策で注意して頂きたいことがいくつかあります。
しっかり水分を取っているのに・・・、扇風機などを使ってしっかり体を冷やしてるのに・・・
実は意外な落とし穴があったりします!これらの点に注意してください!
《一度に大量に水を摂取しない》
一度に大量の水を摂取すると、体内の電解質のバランスが崩れてしまいます。その結果かえって体調が悪くなる場合があります。
水分補給の時はがぶ飲みは避け、塩分も一緒に補給するようにしましょう。
塩分と水分を一緒に補給できる経口補水液やスポーツドリンクがおすすめです。
《カフェインの入った飲料に注意!》
「コーヒー飲んでる」や「冷たい緑茶飲んでる」と言った声をよく聞きますが、コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインは利尿作用があるため要注意です。
水分補給が目的の場合はカフェインの含まれていない飲み物が望ましいです。
《日頃からこまめに水分補給をする》
汗をかいていないから、のどが渇いてないから大丈夫と言われる方が多いですがこれも怖いです。
不感蒸泄といって皮膚や呼吸で水分が減っていきます、それによる脱水症から熱中症が起こる可能性もあります。
一般的に1日の水分出納は約2.5lと言われています。
意識して水分摂取をしている方は少ないと思うので一度意識してみてください。
《扇風機だけを使って体を冷やそうとする》
最近では携帯扇風機が流行っていたり、自宅で扇風機のみ付けている方も多くいます。
電気代を気にして・・・、エアコンが苦手・・・など理由は様々ですが最近の気温で扇風機のみは危険です。
扇風機は風を起こすものになるので体感は涼しく感じるかもしれません、しかし実際は熱風を身体に当てているだけで身体自体は冷えていません。
携帯扇風機を使う方やエアコンが苦手な方は一度濡れタオルなどで身体を拭いて仕様するか扇風機の後ろに保冷剤などを置いてください。
体を濡らすことで汗と同じような効果を期待することができますし、保冷剤を置くのは単純に冷たい風にすることが目的になってきます。
このようにちょっとしたことで対策の効果が大きく変わってくるので正しい対策をしていきましょう。
熱中症の予防
熱中症はしっかり予防して暑い夏を乗りきりましょう!!
・こまめに水分補給する
・エアコンなど冷房を上手に活用する
・無理をしない
・涼しい服装、日傘や帽子を活用する
・風通しをよくする
など
また、もしもの時のために緊急用の連絡先を確認しておきましょう。
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