こんにちは!神戸市灘区六甲道こころ整体整骨院です。
時期的にも、健康診断や国民健康保険の定期検診も最近受け終わったという人も多いのではないでしょうか。
「MRI」「CT」という言葉を耳にした、あるいは検査をしたという人も多いのはずです。
この2つの検査、何となく”身体を輪切りにしてよく検査する”というイメージがあるものの、違いについてわかっていない人が多いと思います。
どちらも丸い機械の中に入って身体の断層を観る検査技術のことだが、原理は以下の通りです。
MRIとは、
強力な電波を使って、体内にある水分に作用して断層を撮影する
CTとは、
ⅹ線検査の立体版でレントゲン照射した後にコンピューターで画像を作り出す
MRIとCTは撮影技術がそもそも異なっています。
MRIとCTにも、それぞれメリットやデメリットがあります。
MRIのメリットは、
脳や筋肉などの水分の多い箇所の画像診断に力を発揮することや、放射線被ばくの心配がないので妊婦やお子様にも安心という点が挙げられます。
一方、デメリットは、
全身の撮影に30~1時間ほどかかり、さらに狭く音がうるさい空間に長時間いる必要があるということです。
CTのメリットは、
骨など水分が少ない箇所の画像診断に力が発揮し、全身の撮影にわずか20秒しかかからない点です。
一方、デメリットは、
放射線を使うため多少なりとも被ばくしてしまうこと。
また内臓の診断をする際などは、骨が一緒に写ってしまうため、見えにくい部分がが出てくることである。
MRIとCTは撮影技術や形式が異なるものなので、病状や撮影箇所、目的などによって選択されます。