六甲道こころ整体整骨院の神保です。
皆さんは何か行動する時に結果を決めつけて行動していませんか?
「いやいや、先のことなんてわからないのに決めつけて行動するわけないでしょ」と思われる人がいるでしょう。
では、ここである場面を想像してみましょう。
例えば、天気予報で気温が35度を越えると聞いた時、皆さんはどう考えるでしょうか?
恐らくほとんどの方は「暑い」と考えるでしょう。
過去で実際に経験しているから暑いと知っているので35度は暑いと考えるでしょう。しかし、今回はまだ体験をしていない段階であっても過去の経験から「35度=暑い」が頭にあるので気温が35度になると聞くだけで暑いと決めつけてしまいます。
また、赤い食べ物をみると「辛い」と考える人がいるのではないでしょうか?
確かに辛い食べ物は赤い色をしていることが多いです。なので、食べる前から赤い食べ物をみると「辛い」と決めつけて考えてしまうことがあります。
ただ、赤い食べ物を考えた場合、最近ではトマトなどの赤い食材も増えているので、この印象は薄れてきていると思われます。
上記で述べたように過去の経験や情報から、人は何かを体験する前にある程度予測をして行動することが多いです。そのため、結果を決めてしまっている場合があります。
これが全て悪いわけではありませんが、過去の経験からの予測や決めつけによって行動の制限や諦めが生じ、他に起こりうる可能性を減らしている場合があります。
実際にあった話を述べてみます。
昔から腰痛で悩んでいた患者さんが「もう一生付き合っていくんだろうなぁ」と言われたことがあります。
その人に「何でそう思うのですか?」と尋ねると、「いや、周りで腰痛がある人が多いし、父親も生前ずっと悩んでいたからそうなると思っている」と言われました。
私は「腰痛になる理由や原因は様々ですし、しっかりケアしていけば悩まされなくなりますよ。」とお話させていただき、治療を続けていくと「最近、腰痛を気にすること減ったわ」と言われるようになりました。
その後は「やっぱり人によって体は違うんやね。気にしない事が増えるとは思っていなかった。」と考えかたが変わっていました。
この方も体の状態が良くなっていくまでは「マシになるだけで治ることはない」という考え方で腰が痛いのは一生ものだと決めつけていたそうです。
全員が全員そうではありませんが、結果を決めつけてしまうと自身で他の行動をしなくなってしまいます。
某会社では「結果に◯◯する」と言っているように、良い結果を望んでいる時にはそれを信じ、望んでいない時には自身が結果を決めつけずに行動してみてはどうでしょうか?
前に思い込みは凄いという話をさせていただきましたが、周りの環境や気持ちの持ちようでいろんな事が変わってきます。
現代の平均寿命の上昇も「まだまだ自分は出来る」「昔と変わらない」という気持ちから高くなっているという説もあります。
いろんな人の話を聞くと、「良い結果を考えて行動すると上手くいく」「出来ている結果を思い浮かべると自信がつく」といったプラスの考えで行動している方がいます。
逆に「どうせ、失敗するだろう」「上手くいくはずがない。」といったマイナスの考えで行動している方もいます。
その通りの結果になるのは結果論になってしまいますが、実際にプラスの考え方で行動した方が良い数値を出しているというデータもあります。
全てが全てそうとはいわないですが多くの場面で関係していると考えても良いのではないでしょうか?
このように述べていると、気持ち面が大きく生活に影響しているのではと思えます。
聞こえが悪いかもしれませんが、周りを気にするのも大事ですが自分の都合の良い方向に考えて行動した方が気持ちよく人生をすごせるのではないでしょうか?
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