神戸市灘区六甲本通商店街のこころ整体整骨院大野です。
今回は首がうまく回らない痛いなどの症状の時に見てみるといいところについて話をしていこうと思います。
首にはたくさんの筋肉がついていたり、神経血管などもたくさん走行しており構造が複雑です。
その中でも首の不調に関わってくることが多い筋肉が2つあります。
胸鎖乳突筋と僧帽筋という筋肉です。
胸鎖乳突筋は後頭部の下の方でっぱりから鎖骨の一番内側の方までついている筋肉です。この胸鎖乳突筋が固まって緊張してしまうとあごが前に出っ張る形になってしまいます。
そうすると頭は非常に重いので前に出た頭を支える、首背中の後ろ側についている筋肉の僧帽筋に負担がかかってきます。
頭が前に出てきてしまうと元々首の骨は体の負担を吸収するために生理的湾曲(カーブ)しているのですがそのカーブがなくなってしまい真っすぐの背骨になってしまいます。いわゆるストレートネックです…
ストレートネックになってしまうと首肩背中への負担がかなり大きくなってしまいます。
真っすぐになってしまった背骨はショックを吸収することができず常に首肩背中まわりの筋肉に負荷がかかってしまい疲労が蓄積してしまい痛みやだるさをひきおこしてしまいます。
その原因を作っている胸鎖乳突筋、僧帽筋をしっかりとほぐしていくこと、ストレッチなどしていくことも大切なのですがそれだけではなかなか根本からの解決になりません。
その根本の原因は腰方形筋という腰の奥の筋肉が関係しているかもしれません。
腰方形筋とは腰を横に動かしたりなどする筋肉ですがここを使いすぎて疲労してくると首にまで負担がかかってきます。
なぜならば身体が傾くとそれをカバーするために首も傾くからです。
それでは腰方形筋のほぐし方を説明していきます。
腰方形筋は腰の骨の外側についているのでなかなか自分で整えるのは難しいです。鍼灸院や整骨院に行ければいいのですがセルフケアも重要です。
腰方形筋はお腹の筋肉とも関係が深いのでお腹の筋肉を自分でほぐしていきます。
みぞおちあたりをしっかりと手で押して圧迫しながら腰を左右前後に回すように動かしてみてください。
これで首の動きもよくなってくるはずです。
このように体の構造は複雑でどこかに痛みが出た場合一か所に原因があるのではなく複合的に傷んでいる場合が多いので特にアスリートなどは普段から全身のケアをすることをお勧めしていきます。
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↑このような姿勢にならないように注意しましょう。