こんにちは!こころ整体整骨院です!
クリスマスも終わり今年もあと僅か!皆様大掃除はお済みですか?
残り数日ですので今年のうちにやれることをやって気持ちよく新年を迎えましょう!
さて、今回は太ももの筋肉でも重要な「大腿四頭筋」についてです。
大腿四頭筋とは?
大腿四頭筋は膝を伸ばす時に重要な筋肉で、大腿直筋・中間広筋・内側広筋・外側広筋の4つの筋肉から成っています。
また、この4つの筋肉はすべて四頭筋腱となり膝蓋骨(膝のお皿)を包み、膝蓋靭帯となって脛骨にある脛骨粗面に停止します。
この中でも大腿直筋は二関節筋といい股関節の屈曲にもかかわってきています。
ではそれぞれどういった筋肉かを見ていきましょう。
大腿直筋
起始部:下前腸骨棘、寛骨臼上縁
停止部:脛骨前面(脛骨粗面)
支配神経:大腿神経(L2~L4)
働き:膝関節の伸展。股関節の屈曲。
特徴:大腿四頭筋の中で唯一の二関節筋
中間広筋
起始部:大腿骨前面・両側面
停止部:脛骨前面(脛骨粗面)
支配神経:大腿神経(L2、L3)
働き:膝関節の伸展。
特徴:大腿直筋と内側・外側広筋の下にあるため完全に隠れている。
内側広筋
起始部:大腿骨転子間線の下部(粗線内側唇)
停止部:脛骨前面(脛骨粗面)、膝蓋骨内側縁や内側膝蓋支帯
支配神経:大腿神経(L2~L4)
働き:膝関節の伸展。
特徴:停止腱の一部が膝蓋骨内側縁や内側膝蓋支帯につく。
外側広筋
起始部:大腿骨外側(粗線外側唇)、殿筋粗面
停止部:脛骨前面(脛骨粗面)、外側膝蓋支帯
支配神経:大腿神経(L2~L4)
働き:膝関節の伸展。
特徴:停止腱の一部が外側膝蓋支帯につく。
四頭筋の中で最も大きい!
大腿四頭筋の機能
日常生活で大腿四頭筋の役割を体感できるのは、体重を支えながら膝関節を安定させる場面になります。
こう言うとよくわからない感じになりますが、例えば椅子に座ったり、しゃがみ込む時に遠心性筋収縮を行ったり、ジャンプの着地時の動作では、衝撃を吸収するような形で遠心性筋収縮を行っています。
ちなみに遠心性筋収縮は「伸張性筋収縮」もしくは「エキセントリック・コントラクション」といい、筋肉は縮もうとしているが結果的に起始と停止が離れて筋肉が伸びていくいってしまう筋収縮のことをいいます。
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