六甲道こころ整体整骨院の神保です。
いろんな方から「脚がつる」とよく言われます。
寝ている時、疲れた時、何もしていない時など挙げればきりがないですがあらゆる場面で「脚がつる」と聞きます。
では、何故「脚がつる」ということが起こるのでしょうか?
また、どうすればよいのでしょうか?
まずは「つる」ということについて考えていきたいと思います。
「つる」というのは筋肉の異常収縮から起こると言われています。
異常収縮とは何かというと筋肉が本来の収縮をせずに動いてしまったことを指します。
その中にはいつも以上に強い力や回数で収縮してしまったことや栄養素が足りずに本来の収縮が行えない状態などがあります。
皆さんもいつものリズムを狂わされると疲れたりしますよね。筋肉も同じでいつものように力を発揮できると症状は出ないですがいつも以上に働いたり、栄養が足りない状態で働かされると筋肉には大きな負担がかかり「つる」といったことが起こってきます。
「つる」という状態は筋肉自体の問題だけではなく、ほかにも脳の問題で起こることもあります。
それは何かというと、脳から体を動かす命令が出ているのは皆さんご存じですよね。この命令が行いたい動きに合っていないと体には必要以上の力が入るので「つる」といった症状が起こります。
筋肉の問題や脳での問題を挙げましたがそれはどうして起こってしまうのでしょうか?
その要因の1つとして水分が不足していることが考えられます。水分がなぜ必要かというと人間の身体はほとんど水分で出来ていることが挙げられます。脳が働くのに水分が必要ですし、筋肉が働くにも水分が必要になります。このことを踏まえて体のことを考えると体に必要な量の水分が取れていない場合、体の機能は正常には働きません。そうすると脳や筋肉をはじめ、体のあらゆる部分に異常が生じ様々な症状が出てきます。
他にもミネラルが不足すると「つる」といった状態になりやすいと言われています。
これは、体の中の電解質というものが関係します。体を動かすために必要なものでは電気が必要です。外界からの刺激が伝わるのも脳から体に指令が伝わるのも電気信号で行われています。
ミネラルとはナトリウムやカリウムなどのことを指し、プラスやマイナスといったイオンがあります。このイオンがあることで電気信号が伝わり正常に体は動きます。ミネラルが不足し、イオンの働きが低下すると体の働きにも異常が出ます。
このほかにも色々な影響で体には異常が出ます。
「つる」ことの原因が筋肉がいつも以上に働いてしまっている状態の場合だとすると筋肉の働きに対して反対の力を加えることにより症状が和らぐことがあります。
それはどんなことかというと、皆さんがふくらはぎの筋肉がつった時に足を体側に引っ張りますよね。
ふくらはぎの筋肉が収縮すると足首が伸びる方向に動くのでつった際は足を引っ張ると楽になるということです。過剰に筋肉が働くことでつった状態になっているのでその働きを抑えることが重要になります。
つりにくいためにどういったことに気を付ければよいかというと、上記で述べている水分とミネラル摂取が大事になってきます。
1日の水分摂取が少ないと血流が悪くなり、栄養も体の各組織に十分に伝わらなくなります。そうなると筋肉は固まりやすくなりますし、筋肉の動きは悪くなり、疲労もたまりやすく正常な動きが出来なくなります。
回避もしくは予防するためには、ある程度適度に動くこととバランスの良い食事、こまめな水分摂取が大事です。
自身だけでは難しい場合は整体院で体の調整を行ってみてはいかがでしょうか?(笑)
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