六甲道こころ整体整骨院の大野です。
先日グループ院の先生がたくさん集まって技術の勉強会をおこないました。
毎月一回おこなっているのですが、前回の勉強会がおもしろかったので、みなさんにご紹介したいと思います。
大阪の院13、兵庫の院12でひとりずつ患者さん役を選んで、脚をまっすぐそろえて体を前に倒していき、手がついたところの距離を計測します。長座体前屈の姿勢ですね。この時の距離を測っていきます。
大阪と兵庫の代表者4人がランダムで選ばれて、それぞれに施術をほどこしていって施術後にまた計測をして何センチ距離が伸びたか柔らかくなったかを競っていきます。
ひとりにつき1つの手技でおこないます。なんでもかんでもできないので自分の自信のある技をそれぞれ披露します。またほかの人と同じ手技はできないので、どんどんすることが後になるとなくなっていき難しくなってきます。
他人の手技を間近で見ることができ、さらにゲーム性もあってかなり盛り上がりました。
誰がどんな手技をするのかその時になるまでわからないので順番があとの人はかぶった時のために一瞬で数個の手技を考えていなければなりません。すぐに持っている技術を選択する練習にもなっていいですね。
さて私もその術者のひとりに選ばれたのですが、自分がおこなったものを簡単に説明させていただきます。
患者さん役の方が長座体前屈をしたときにもも裏の張り感が一番きついと感じたので、そこの部位にアプローチをかけていきことにしました。持ち時間も決められていてあまり時間もないもで急ぎ足で施術をおこないます。
まずは仰向けに寝てもらってそのまま片足を上げていきます。その時に膝は伸ばしたままです。最大に上がるところまであげていきそこで私が足を最大に上げたままの状態でキープしていき、そこからさらに患者さん役の方には下方向に力を入れて押しきてもらいます。私は逆に抵抗をかけていきます。患者さん役は下に、私は上に押し合いっこをする形になります。この状態で10秒ほどキープ。これを3回ほど繰り返します。
そうすると…
再度計測すると5センチ距離が伸びました。
この方法は一時的に体をやわらかくするのに適した手技で継続するとさらに効果倍増します。
リハビリテーションの場などで使用されるテクニックです。時間もかからないですし、力もそんなに使わないので女性のセラピストにもおすすめです。
ほかの術者のみなさんもそれぞれいろんな手技をされていて勉強になりました。
そのあとに腰回りの筋肉をゆるめていくストレッチの勉強と実技をおこなって終了。
月に1回こういった勉強会をおこなってもらえるので、ありがたいですし心強いです(^^♪
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