六甲道こころ整体整骨院の神保です。
皆さんは覚えるという言葉を聞いたときにその行為をどこで行っていると思いますか?
頭で覚える・体で覚えるという言葉を耳にしたことがあると思います。
実際、頭での記憶にないことでも体が反応して行っていることがあります。
では記憶するとはいったいどういうことでしょうか?
記憶するというのは人が生きていく上で大切な機能の一つです。
記憶することで動作の熟練度を高めることができます
記憶することで危険回避にも繋がっており、知っているから出来る・知っているから回避する。
人は初めて行うことには緊張し、余分な力を使ってしまいます。
そうすると、疲労が溜まり、他の行動が出来なくなります。
しかし、脳や体の機能自体が行動を記憶しておけば行動の最適化が出来るので余分な力を使うことが減り、疲労も少なくなります。
また、記憶していることでその行動の安全性を確認することが出来るので起こりうるあらゆるリスクを減らすことができます。
体には反射という働きがあります。これはある行動に対して脳を介さずに体に生じる反応のことを指します。この反射という働きは体がその動作を知っているから反応として表れ、対処することができます。
人は知らないことに関しての反応はすぐに対処できません。
他にも、移植手術を受けた患者さんが体験したことのないことが出来るようになったという話を耳にしたことはないでしょうか?
これは臓器が記憶している・もしくは血が記憶しているという説が考えられています。
実際にあった話は移植手術を受けた患者さんが初めて訪れた地域で迷うことなくスラスラと歩けたという話があります。
それ以外にも臓器提供者の記憶の話を語るといったこともあったそうです。
手術前と後では食べ物の好物が変わった例や初めて食べるものをなつかしんだりと味覚に影響があった例もあります。
出来なかった運動が出来るようになった例など本当に様々な変化が確認されています。
これらは体の至る臓器が脳を介さず、それぞれが記憶しているという証明になるのではないでしょうか?
では、ここで改めた考えてみましょう。
本当に我々の行動はいちいち脳で考えて行っているのでしょうか?
呼吸や心臓の鼓動を考えてみましょう。
呼吸や心臓は自律運動と言って脳で事細かに調整しているのではなく、その臓器の機能で動いています。
つまりは脳が「このように動け」といった指示を出さずに環境の変化などで自ら動きを変えて対応しています。
このようなことも臓器が機能を記憶していると言えます。
体の調整を行う際に症状が直接出ている部分の調整や脳が感じる部分での調整も大事ですが、その部位に関連するほかの臓器にも目を配り種々の調整をすることが大事になります。
あなたの身体のしんどさが本当はどのような原因で現れているのかを一度考えてみてはいかがでしょうか?
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