六甲道こころ整体整骨院の神保です。
皆さん、こまめに水分補給はできていますか?
中には忙しくてできていない人や汗をかくのでできるだけ飲む量を制限している人もいらっしゃるかと思います。
しかし、健康を維持する上で水分補給は必要不可欠です。
ではなぜ水分補給が必要なのでしょうか?
始めに、人の身体はほとんどが水分だということは皆さんご存じだと思います。
中でも血液量だけで体重の約1/13を占めています。
知らない人もいるかもしれませんが、実は血液や骨、筋肉は毎日体の中で生成されています。
体は古くなった組織を破壊して除去し、得た栄養や水分で新たに組織を生成し、絶えず組織が循環して身体を保っています。
なのでケガや病気が治っていきます。
また、栄養を運搬しているのも水分になります。
このほかにも消化酵素やホルモンを体中に運んでいるのも水分です。
こう見ると、かなり多くの水分を必要としているのが分かると思います。
体の中の老廃物をしっかりと外に出すためにも水分摂取が必要になります。
摂取した水分が体の老廃物を吸収し、尿や便、汗として外に排出されます。
ですので、水分摂取が少ないと体の水分を何度も再利用して使わなくてはなりません。
そうすると体内での毒素量や細菌が増え、発病リスクが高くなります。
また、汗をかく機会や量が減ると皮膚の循環も悪くなり、外敵に対する体の免疫力も低下します。
涙や鼻水なども減少するのでより免疫力が落ちてしまいます。
では、1日当たりどれくらい水分を摂取すればいいのかというと・・・
食事以外で1,5~2ℓは必要とされています。
逆にいうと尿など老廃物の排出は同じぐらい出さないといけません。
何にそんなに水分を使っているのか?
上記で述べた血液・組織の再生・消化・ホルモンの運搬とこれら以外では脳脊髄液の生成と入れ替わりに使われています。
脳脊髄液とは脳や脊柱(背骨)内を満たしている溶液のことで、栄養の運搬や体に生じた刺激(電気刺激)を脳やせき髄に伝えるのに必要不可欠になります。
あまり知られていませんが1日で約400~500㎖入れ替わっています。
記憶の整理やホルモンの生成など脳はかなりのエネルギーを使っており、水分量も多く使用します。
ですので水分摂取が少なくなると他の組織が衰退していき最終的には脳が衰弱していきます。
水分摂取ですが水分も何でもいいわけではなく、経口補水液や水が良いとされています。
ジュース・コーヒー・お茶などは不純物が多く混ざっており、体に害にならなくてもそれらを消化吸収するのにさらに水分が必要となります。
ですので、健康を考え、すぐに何かを始められるなら水を少し多めに飲むようにしてみてはいかがでしょうか?
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