こんにちは!こころ整体整骨院です。
今年は暖冬だそうです。寒い時もありますけど(笑)
こういう時は野菜が安くなりますね、豪華なもの続きだった胃や腸を休めるにはちょうどいいかもしれません。
今回は前回の続き、胃に入った食塊がどのようになっていくかを紹介していきます。
胃の構造
胃は入口から噴門、胃底部、胃体部、幽門前庭部、幽門と呼ばれる部位で構成されています。
食道から胃への入り口が噴門で胃液などの逆流を防いでいます。そして胃の出口が幽門といい、幽門を通り過ぎると十二指腸になります。
胃の壁は胃壁といい、3層構造になっていて内側から粘膜層、粘膜下層、筋層から成っています。また筋層の外側には腹膜で覆われています。
粘膜には胃小窩と呼ばれる小さな穴が無数にあり、胃小窩の底には胃腺があります。
この胃腺には上皮細胞、副細胞、壁細胞、主細胞がありそれぞれ分泌する液があります。
上皮細胞と壁細胞は粘液を分泌し、胃を消化液から守る役割を持っています。
壁細胞は胃酸を分泌、この胃酸はビタミンB12の吸収に必要になります。
主細胞はタンパク質分解酵素の不活性ペプシノーゲンと脂質分解酵素のリパーゼを分泌します。
また幽門前庭部にはガストリンを分泌するG細胞があります。このG細胞は胃に食物が入った物理的な刺激が壁細胞を刺激し、その刺激で塩酸が分泌され、その塩酸にG細胞が化学的な反応を示しガストリンが分泌されます。
ガストリンにはペプシノゲン、胃酸、インスリンの分泌を促進する作用があります。
ざっくりとした胃の働き
1、食物を蓄える
2、食物が入ってきたことを感知して胃液が分泌される
3、胃が動いて食物と胃液を混ぜ合わせドロドロの状態にしていく
4、どろどろの状態になった食物を十二指腸に送っていく(蠕動運動)
ここから小腸に向かっていきます。
小腸も長くなりそうなので今回はここまでで区切っていこうと思います。
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